当社は、空気膜構造技術を利用した栽培施設の中で、野菜を効率的に生産するという世界初のシステムを開発したグランパドームのテクノロジーを継承し、日本国内はもとより、海外へも普及させることを目標に設立いたしました。
近年、わが国では急速に植物工場の普及が進むと同時に技術もめまぐるしく発展してまいりました。皆様もご存じのとおり、最近の地球をとりまく環境異変の影響はますます深刻になってきております。作物の栽培北限が北上したり、これまで記録に無いような豪雨や熱波、乾燥などにさらされ農作物がダメージを受けることで生産の安定化が難しくなっている状況です。こうした異常気象の脅威に毎年さられる中、外部環境の影響を受けない植物工場に脚光が当たるようになってきているのは、われわれにとっては、まさに追い風と言えます。
日本においては、諸外国と比べて、人工光型植物工場の技術革新が見られますが、当社ではなるべく環境に負荷をかけずに「自然の恵みを大いに利用した農業」をコンセプトに、園芸大国オランダの技術を超えるべく、太陽光利用型栽培施設の開発に注力しています。
皆様におかれましても太陽光利用型植物工場の普及にご協力いただければ幸甚でございます。
グランパシステムエンジニアリング株式会社
代表取締役 阿部圭助
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